出版社内容情報
21世紀、企業は知的財産の活用なしに、競争力を維持し更なる利益拡大を図ることはできないだろう。特に、中小・ベンチャー企業こそ、自社の技術やアイデアを守り、より強い企業体制を構築するために、特許・商標を始めとする知的財産による知識武装が必要である。
内容説明
第一線で活躍する弁理士・弁護士等の実務家３０名以上が各々の得意分野に沿って、ベンチャー・中小企業が遭遇する機会が多いと思われる実践的な事例を中心に記述した、管理＆戦略ハンドブックである。例えば、明細書の草稿（ドラフト）を受け取った企業がどのようにその内容を確認すればよいかが技術分野別（ソフトウェア、電気、バイオ等）に解説されている。
目次
第１部 基礎編―知的財産法の知識
第２部 実践編―知的財産管理（知財管理法務；紛争管理）
第３部 実践編―知的財産戦略（戦略法務；出願戦略；事業戦略）
著者等紹介
杉光一成［スギミツカズナリ］
金沢工業大学教授（知的財産権）。株式会社イデアリンク代表取締役兼任。弁理士（平成３年登録）。慶応義塾大学卒業。東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了、法政大学大学院工学研究科（電気工学）修士課程修了。株式会社東芝（知的財産部）、酒井国際特許事務所を経て現職。平成１３年経済産業省「産業競争力と知的財産を考える研究会」委員。平成１３年・１４年日本弁理士会著作権委員会委員。日本工業所有権法学会正会員、情報処理学会正会員
牛久健司［ウシクケンジ］
山梨大学工学部電気工学科を卒業後、大阪大学大学院基礎工学研究科修士課程（物理系電気工学）を修了。１９７５年に弁理士試験合格。１９８９年に東京で牛久特許事務所を開設。平成１３年度、日本弁理士会副会長。実務の傍ら、九州工業大学大学院生命体工学研究科非常勤講師、同大学院工学研究科非常勤講師、山梨大学客員教授を務める
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