内容説明
本書は、ネットワーク障害とパフォーマンスの問題を診断、特定し、修復する能力をテストするCCNPサポート試験#640-506の受験に向けた包括的な学習ツール。CCNPサポート試験の概念を完全に把握できるように、試験の主な対象トピックすべてを取り上げている。ネットワークトラブルシューティングの解説を通じて、トラブルシューティングの対象を突き止める方法、トラブルシューティングツールの使い方、IP、IPX、AppleTalk、Catalystスイッチ、フレームリレー接続、ISDN BRI接続を管理する方法を学習できる。
目次
第1章 トラブルシューティング用のサポートリソース
第2章 トラブルシューティングの手法の理解
第3章 トラブルシューティングの対象を突き止める
第4章 シスコトラブルシューティングツールの利用
第5章 キャンパスTCP/IPの障害の診断と修復
第6章 Novellネットワークの障害の診断と修復
第7章 AppleTalkの障害の診断と修復
第8章 Catalystの障害の診断と修復
第9章 ルータおよびスイッチでのVLANのトラブルシューティング
第10章 フレームリレーの障害の診断と修復
第11章 ISDN BRIの障害の診断と修復
著者等紹介
ランジバー,アミール・S.[ランジバー,アミールS.][Ranjbar,Amir S.]
シスコのトレーニングパートナーでは最大手のグローバルナレッジのインストラクタ兼上級ネットワーク設計者であり、定期的にCisco Internetwork Troubleshootingコースの講師を務めるCCSI(Certified Cisco Systems Instructor)でもある。イランのテヘランで生まれ、1983年にカナダに移住。グエルフ大学(オンタリオ州、グエルフ)で、コンピューティングおよび情報科学の学士号(1988)、ナレッジベースシステムの科学修士号(1991)を取得している。大学卒業後は、カナダ統計局、ウォータールー大学、オタワ大学など、さまざまな機関や研究所で、統計分析およびシステムシミュレーションのソフトウェアアプリケーションの開発に携わった。1995年、Digital Equipment Corporationのラーニングサービスを皮切りにトレーナーとしての道を歩み始め、専任のMicrosoft認定トレーナー(MCSE、MCT)を数年務めた後、シスコのインターネットワーキング製品に活動の舞台を移した。1998年、ジオトレインコーポレーションに入社。その翌年、ジオトレインコーポレーションはグローバルナレッジに買収された。すでにCCNPを取得しているが、現在はCCIE試験に向けて準備中であり、グローバルナレッジの常勤インストラクタとして活躍している。ICND(Interconnecting Cisco Network Devices)、BSCN(Building Scalable Cisco Networks)、BCRAN(Building Cisco Remote Access Networks)、CIT(Cisco Internetwork Troubleshooting)、OSPF、BGPの各コースで講師を務める
糸川洋[イトカワヒロシ]
慶応大学卒。医療器械メーカー勤務、マニュアルライターなどを経て、現在、フリーランスの翻訳者。コンピュータ関連の書籍を中心に、マニュアルや書籍の翻訳を手がけている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。