出版社内容情報
ビデオゲームの総売上が、ハリウッドの総売上を上回る時代に育つ現代の子どもたちは、コンピュータやインターネットをいとも簡単に使いこなしてしまう。親たちは、自分が把握できない広大なデジタルの世界で、子どもたちが良くも悪くも「育てられ」るのを、不安と恐怖におびえながら見つめている。本書は、ベストセラー作家である著者が、1年以上にわたって、4歳から20歳までの若者約300人とインターネットで討議を重ねた結果をもとに書き上げられている。21世紀の大部分を支配するであろう彼らは、権力、文化、社会の中核となり、これらを変革し、破壊する。そして、その先に見える未来は・・・。
内容説明
デジタル育ちの子供たちは、親の想像をはるかに超えた世界観をもっている。不言実行の革命家とも言われる彼らの実態を、豊富な取材例と深い洞察力で浮きぼりにした待望の新刊。
目次
第1章 ネットジェネレーションって何?
第2章 ジェネレーションラップ―子供たちが追い越していく時代
第3章 花ひらくインタラクティブ文化
第4章 デジタルチルドレンは何を考えてる?
第5章 デジタルチルドレンに社会性はある?
第6章 勉強はどう変わる?
第7章 消費はどう変わる?
第8章 オフィスはどう変わる?
第9章 デジタルギャップって?
第10章 デジタルチルドレンが世界を変える