内容説明
法科大学院法学未修者や学部学生の法学初学者が刑事訴訟法の構造や考え方の基礎と生きた刑事訴訟法実務を理解することができる入門書。特色として、33の書式例と豊富な図表でイメージアップし、わかりやすい「です・ます」調の文体で、考える基礎と実務の応用力を付ける。学説判例はポイントを押さえて簡潔に、発展学習へ導く。平成16年5月の刑事司法改革に伴う法改正にあわせた最新の改訂第2版。
目次
第1章 刑事訴訟のあらまし
第2章 捜査
第3章 公訴
第4章 第一審の公判手続
第5章 証拠
第6章 裁判
第7章 上訴
第8章 裁判確定後の救済手続
第9章 裁判の執行
著者等紹介
渡辺咲子[ワタナベサキコ]
東京大学理学部卒業。昭和53年検事任官。東京地検・名古屋地検・同一宮支部・千葉地検・横浜地検川崎支部検事、外務省(領事移住部付兼条約局法規課付)、東京地検検事、法務省法務総合研究所教官、東京地検特別公判部副部長、浦和地検交通部長、東京高検検事を歴任。平成15年4月1日退官、同年4月2日より明治学院大学法学部、平成16年4月1日より同大学法科大学院教授
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