内容説明
法による政策の決定と実現。制度の設計と変更に向けた思考。法学の組み換えにより、問題解決を図る。法の役割、「法政策的な考え方」の基礎を学ぶ。
目次
第1部 法による政策の決定(政策サイクルと法政策―問題が先か、政策が先か;社会的な意思決定―個々の合意か、集団的な決定か;政策の決定方法(1)多数決―多数の意見か、少数の人権か ほか)
第2部 法による政策の実現(法政策と事前/事後―事前の予防か、事後の救済か;サンクションのタイポロジー―インセンティブか、サンクションか;選択のタイポロジー―集中させるか、分散させるか ほか)
第3部 学問としての法政策論(法政策論とは何か―立法論か、法政策論か;法政策論・余滴―法政策学か、法政策論か)
著者等紹介
長沼建一郎[ナガヌマケンイチロウ]
1959年東京都生まれ。1984年東京大学法学部卒業。日本生命保険相互会社、厚生省社会保障制度専門調査員、ニッセイ基礎研究所主任研究員、早稲田大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学、日本福祉大学教授などを経て、現在、法政大学社会学部教授。博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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