内容説明
保険の国際的側面に関する貴重な法学研究。(1)保険の自由な越境取引を禁止する法的枠組みである海外直接付保規制や免許制、(2)海上保険以外の国際的な保険契約の契約準拠法に関する研究。
目次
第1章 国際的な保険取引に対する監督規制のあり方(海外直接付保規制のあり方(1)―海外保険者に対する参入規制の整合性の観点から
海外直接付保規制のあり方(2)―通信による越境保険取引規制の観点から
日本の事業会社によるキャプティブ保険会社の設立・利用)
第2章 国際的な保険取引に関する契約準拠法の捉え方(外国居住者を保険契約者兼被保険者とする生命保険契約の準拠法;短期在留外国人を保険契約者兼被保険者とする定期保険契約が本国帰国後に更新されたときの更新後契約の準拠法;外国の越境保険取引規制の特別連結)
結び
著者等紹介
吉澤卓哉[ヨシザワタクヤ]
1982年東京大学法学部卒業。2015年~現在、京都産業大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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