内容説明
現代の法学・教育問題に一石を投ずる「草の根式」現場主義的研究。民法学の視点から社会的・構造的課題に挑む。
目次
第一部 コロナ感染問題の民事法的諸問題(わが国の新型コロナウィルス(Covid‐19)問題対応の法制度論的考察
マサイ族のコロナ感染調査から見た日本・ケニア比較―アフリカでのコロナ国際保健事情の展望(コロナ・グローバル・ヘルスの行方) ほか)
第二部 地球温暖化と水害復興法学(地球温暖化時代の諸災害;日本各地の災害調査―水害調査を中心として ほか)
第三部 環境危機問題(その一)環境回復訴訟(福島県・大玉村など農地原状回復訴訟を巡る諸問題―物権的請求権の現代的適用場面;諌早訴訟の総合的考察)
第四部 環境危機問題(その二)国防・地球環境危機・関係修復(『戦争と居住福祉法学・関係修復法学』研究序説―平和島ネットワーク・環境オンライン継続会議発足の意義(宮古島からの現場報告)
琉球弧の要塞化と馬毛島入会紛争 ほか)
第五部 日本民法学の変貌・課題と民法改正(債権法改正など)・民法理論研究(日本民法学の近時の変貌の回顧と将来の方途―「民法理論研究」を求めて;中国との戦後補償問題及び近時の研究―民法と国際法(国際人権法)との交錯 ほか)
著者等紹介
吉田邦彦[ヨシダクニヒコ]
1958年岐阜県に生まれる。現在、中国・広東外語外貿大学・法学院・雲山特別教授(2024年3月まで北海道大学大学院法学研究科教授)、南京師範大学兼職(客座)教授、青島国際仲裁委員。法学博士(東京大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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