内容説明
ドイツにおける連立政権の実例と研究を手がかりとして、連立政権に関する憲法上の諸問題についての検討を行う。ドイツのみならず、他の議院内閣制国家においても、多党化し、連立政権が継続し、かつ、連立の組み合わせが複雑化している中で、国や時代を超えた価値を持つ、貴重な書。
目次
連立政権と憲法
第1編 連立政権(連立政権の概要;連立政権における現象)
第2編 連立政権と国家機関(連立政権と連邦議会;連立政権と連邦首相;連立政権と連邦大臣;連立政権と連邦内閣;連立政権と連邦大統領)
第3編 連立政権と権力分立(連立政権と与野党;連立政権と連邦制)
第4編 連立政権と民主主義(連立政権と選挙;連立政権と政権交代;連立政権と民主的正統性;連立政権と党内・会派内民主主義;連立政権と議会制民主主義)
結論
著者等紹介
岩切紀史[イワキリノリフミ]
1970年12月生まれ。宮崎県出身。2009年4月~2011年3月宮崎産業経営大学法学部教授。法学博士(東京大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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