内容説明
法人でない社団は、はたして権利能力が無いのか。その権利能力の本質とは?ドイツ法に遡りつつ日本と韓国法の史的展開を横断的・比較法的に検討し、共同所有制度の日本法への有意義な手がかりを探る。
目次
序章(研究の目的;本書の構成)
第1章 ドイツ・日本・韓国における共同所有制度の史的展開(ドイツにおける共同所有論の史的展開;日本における共同所有制度の史的展開;韓国における共同所有制度の史的展開)
第2章 ドイツ・日本・韓国民法における共同所有制度(ドイツ民法における共同所有制度;日本民法における共同所有制度;韓国民法における共同所有制度)
第3章 ドイツ・韓国における共同所有制度の比較法的検討(ドイツの共同所有制度の特徴と意義;韓国の共同所有制度の特徴と意義)
終章 おわりに(日本の共同所有制度の行方;残された課題)
著者等紹介
金〓〓[キムミンジュ]
1988年生まれ。2018年3月広島大学大学院博士号(法学)取得。2018年2月広島大学大学院社会科学研究科助教。2021年5月~現在、広島大学大学院人間社会科学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



