内容説明
伝統的な行政法理論から脱却し、新たな経済行政法を追究。多様化・国際化する経済活動への過剰規制化等の行政介入のあり方と合理性、経済的自由権の保障や既得権益の保護等の今日的課題に迫る。
目次
第1部 総論的研究(経済行政法の課題;経済規制と行政介入 ほか)
第2部 事業規制法制の研究―各論的研究(産業特性と行政裁量の関係―タクシー事業を素材にして;民営化に関する経済行政法上の課題―水道事業を素材にして ほか)
第3部 産業保護・育成法制の研究(分野横断的な規制緩和政策の新たな実践)
第4部 産業特性分野における競争政策の研究―エネルギー産業を中心に(エネルギー産業の総論的視点;電力システム改革―日本とイギリス ほか)
第5部 判例研究(事業規制法制―料金規制を中心に;業務規制法制(タクシー乗務距離最高限度規制)―名古屋高裁平成26年5月30日判決 ほか)
著者等紹介
友岡史仁[トモオカフミト]
1997年慶應義塾大学法学部法律学科卒業、1999年同大学院法学研究科博士前期課程修了、2003年同大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。日本大学法学部専任講師、助教授・准教授を経て、2013年に同教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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