内容説明
南シナ海・東シナ海・尖閣諸島。中国の強引な海洋進出と戦略的行動。力による現状変更の企てから日本の海と領土を守る。
目次
第1部 南シナ海(中国の海洋進出と「法の支配」;南シナ海における中国の海洋進出;南シナ海における九段線の主張;南シナ海仲裁裁判の開始;管轄権に関する南シナ海仲裁判決;本案に関する南シナ海仲裁判決;深まる米国との対立―南シナ海における航行の自由作戦の展開)
第2部 東シナ海(いま日本の海で何が起こっているのか;尖閣諸島周辺海域における中国公船の動き;日本のあるべき対応;強まる中国の軍事的圧力;海洋の科学的調査と日本;尖閣諸島周辺海域の中国海洋調査船への対応;沖ノ島周辺海域の中国海洋調査船への対応;米国の新たな動き―南シナ海および東シナ海制裁法案;侮ってはならない中国 侮らせてはならない日本)
著者等紹介
坂元茂樹[サカモトシゲキ]
同志社大学法学部教授。法学博士(神戸大学)、神戸大学名誉教授。(一財)国際法学会代表理事、国際人権法学会理事長、日本海洋政策学会理事(学術委員長)、日本海洋法研究会会長、国連人権理事会諮問委員会委員、Ocean Newsletter共同編集代表、(公財)世界人権問題研究センター所長、(公財)人権教育啓発推進センター理事長などを歴任。長い間、外務省や海上保安庁の研究会において日本の海洋政策の検討に関わった経歴をもつ。主要著・編著:『条約法の理論と実際』(東信堂、2004年、第38回安達峰一郎賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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