内容説明
現代社会に生起する新たな問題への多角的考察。判決手続・執行手続・倒産手続・外国法・ADRなど広い視座から深い検討を行う。
目次
第1部 判決手続(規範的要件をめぐる民事訴訟法上の諸問題;信義則による事実主張の制限と立証軽減 ほか)
第2部 執行手続(法人でない社団を債務者とする不動産競売の申立てに必要な文書の取得手段;民事執行法と形式的競売―共有物分割のための競売を中心として ほか)
第3部 倒産手続(DIPファイナンスの過去、現在、未来;民事再生手続における「不誠実な申立て」―不誠実を理由とする申立棄却事由の意義 ほか)
第4部 外国法(欧州連合(EU)における民事司法の最前線―EU証拠規則をめぐるEU裁判所の先決裁定
イギリスにおける法律専門職に対する秘匿特権と証拠の開示 ほか)
第5部 その他(「証拠調べの直接主義」の概念に関する一考察;非訟・家事審判の再審 ほか)
著者等紹介
石川明[イシカワアキラ]
慶應義塾大学名誉教授。1931年11月生まれ。1956年慶應義塾大学法学研究科修士課程修了。法学博士(慶應義塾大学、1966年)
三木浩一[ミキコウイチ]
慶應義塾大学大学院法務研究科教授。1958年1月生まれ。1984年慶應義塾大学大学院法学研究科前期博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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