内容説明
難解で複合的な規範の体系「国会法、各議院規則等の実定法規、先例」に衆議院事務局の現場から「“生きた”国会の法」を検証・考究する。長年議院の運営に携わってきた著者の「国会の機能を司る、法の運用術」。
目次
第1章 導入:「国会の法」(議院法伝統、会派による運営と先例;議長の権限と会派による運営(先例による運営)との関係
現在へ ほか)
第2章 会派による運営:法規と先例の関わり(国会の動態を決定づけているもの;会派の自治・所属議員の管理;議院の構成への会派の反映 ほか)
第3章 事例からの考察(内閣総理大臣の指名;衆議院の解散;臨時会及び特別会の会期、会期の延長 ほか)
著者等紹介
白井誠[シライマコト]
元衆議院事務局議事部長。議事部議案課、議事部議事課、委員部調査課等を経て、議事課長、議事、部副部長、庶務部副部長、秘書課長、議事部長、総務調査室長。2011年8月退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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