出版社内容情報
法の影響下での交渉を通じ、将来の関係性を構築、私的秩序形成をいかに実践するか。紛争の当事者にとって、より良い未来を創造する。長く裁判官や大学教授として活躍された「和解の名人」草野芳郎先生の古稀をお祝いした記念論集。研究者、裁判官、弁護士などの法専門家のみならず、和解・交渉・ADRに興味をもつ方々に、広く有用の書。法の影響下での交渉を通じて、将来の関係性を構築し、私的秩序形成をいかに実践するか、法的紛争の当事者双方にとって、より良い未来を創造するために必読。第?部〔理論編〕、第?部〔実務編〕、第?部〔随想編〕の3部構成。
豊田 愛祥[トヨダ ヨシナカ]
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太田 勝造[オオタ ショウゾウ]
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林 圭介[ハヤシ ケイスケ]
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斎藤 輝夫[サイトウ テルオ]
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内容説明
和解、民事調停、各種ADR、交渉理論等、広範な視座から検討。第一線の研究者、裁判官、弁護士が一堂に集結。
目次
1 理論編(和解は未来を創る;訴訟上の和解の現在―『和解技術論』出現以後の展開を振り返って;民間型ADRの利用と訴訟手続の関係 ほか)
2 実務編(一部完済後免除型和解からルート理論へ;訴訟上の和解の現状と改善策;要件事実と和解 ほか)
3 随想編(和解の魔術師から伝導師へ;『和解の草野』の神髄;草野芳郎教授:師、父そして友 ほか)