出版社内容情報
博文館の帝國百科全書は簡明さを重視して企図され、本書「國法學」の趣意も「國法學の概念を説明」しようとするところにあった。博文館の帝國百科全書は概ね、本文300頁前後で構成され、簡明さを重視して企図されたシリーズと思われる。本書「國法學」の趣意も「國法學の概念を説明」しようとするところにあった。1900(明治33)年発行。岸崎昌(1873-1911)・中村孝(生没年調査中)合著。著者両名の経歴詳細は現在調査中。
岸崎 昌[キシザキ アキラ]
著・文・その他
中村 孝[ナカムラ タカシ]
著・文・その他
目次
緒論(國法學の意義;國法の淵源)
第1巻 國家の組織(統治權;領土 ほか)
第2巻 國家の機關(各論)(政府;國會 ほか)
第3巻 國家の機能(立法;行政 ほか)
附録 第4巻 國家連絡(事實上の連結;國際法上の連結 ほか)