出版社内容情報
裁判所による適用頻度から100の条文を選定、条文に焦点を当て民法全体を体系的に理解。民法の重要頻出条文100から学ぶ民法入門。どの条文が判例で使われているか、使用頻度を精査し、全1044条から100条を選別。裁判所による適用頻度という客観的な基準から、最初に学習し暗記すべきは「民法条文・適用頻度ベスト10」であることを明らかにする。さらに「学習到達度チェック問題」「議論課題」に挑戦することで最初の学習レベルに到達。効果的な学習のために、必要な条文から学ぶ「加賀山式学習術ひゃくみん」
加賀山 茂[カガヤマ シゲル]
明治学院大学法学部教授
内容説明
裁判所による適用頻度という客観的な基準に基づいて、民法の中で最初に学習し、暗記すべきは、「民法条文・適用頻度ベスト10」であることを明らかにする。それが学習できたかどうかは、学習到達度チェック問題1~5や議論課題1~5に挑戦してみればよい。それらの問題を通じて、学習の最初のレベルに到達できる。その後、「民法条文・適用頻度ベスト100」を「ベスト20」、「ベスト30」に重点を置き、総合練習問題で学習することによって、自然に次のレベルに到達することができる。
目次
第1部 民法条文・適用頻度ベスト100の概要(民法条文・適用ベスト10の紹介と学習方法;民法条文・適用頻度ベスト100の概観(頻度順)
民法条文・適用頻度ベスト100の概観(条文順))
第2部 民法条文・適用頻度ベスト100の内容(条文順)(民法通則;民法総則;物権;優先弁済権としての債権の物的担保(実は物権ではない)
債権・債務の総論
契約
不当利得
不法行為
婚姻
親子
相続
アクティブラーニング・反転授業のための課題)
著者等紹介
加賀山茂[カガヤマシゲル]
昭和23(1948)年生まれ。昭和47(1972)年3月大阪大学法学部卒業。昭和54(1979)年9月大阪大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。10月国民生活センター研修部教務課に勤務。昭和59(1984)年4月大阪大学教養部講師。昭和62(1987)4月大阪大学法学部助教授。平成4(1992)年7月大阪大学法学部教授。平成8(1996)年4月名古屋大学法学部教授・大阪大学法学部教授(併任)。平成9(1997)年4月名古屋大学法学部教授。平成17(2005)年4月明治学院大学大学院法務職研究科教授。平成20(2008)年2月名古屋大学名誉教授、平成26(2014)年4月明治学院大学法学部教授。平成27(2015)年4月明治学院大学法と経営学研究科委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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