内容説明
近年改めて議論が盛んな重要テーマの最新動向。ドイツのアクチュアルな問題を、理論的に考察し、日本における議論・問題にも有益な示唆をもたらす。日独労働法シンポジウム学術交流の記録。
目次
第1章 本書の内容
第2章 労働者か自営業者か―方法論と比較法
第3章 事業者としての地位と労働者保護との狭間に位置する個人自営業者
第4章 有限会社の業務執行役員の法的地位:使用者、使用者類似の者または労働者?―ドイツ法およびEU法の観点からの検討
第5章 労働者概念の最近の展開に寄せて
第6章 デジタル化する労働の世界における労働時間法―現実と法の通用性の間で
第7章 架橋的パートタイム制の導入とパートタイム労働の権利の展開
第8章 日独の労働時間法とパート法―クラウゼ教授およびデュベル教授の見解へのコメント
著者等紹介
橋本陽子[ハシモトヨウコ]
1994年3月東京大学法学部卒業。1997年3月東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。東京大学法学部助手、学習院大学法学部助教授を経て、2006年4月から、学習院大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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