内容説明
複雑な先住民族と法の関係を多様な視点から解きほぐす。法学、人類学、政治学、考古学、地域研究等の分野から広く第一線の執筆陣が集い、わかりやすく解説。
目次
序章―なぜ先住民族と法を考えるのか
第1部 多様なテーマから考える(国連宣言―先住民族と国際法の関係はどのように変化したのか;開発―国の開発政策において先住民族の権利はどのように守られるか;世界遺産―排除から包摂への転換は実現されたか;遺骨返還―先祖の帰還のために必要な制度とは何か;国際投資―国際投資保護と先住民族保護は両立可能か ほか)
第2部 国や地域の中で考える(オーストラリア―法は先住民族の権利と国の利益をどのように両立できるか;ラテンアメリカ―法はなぜ執行されないことがあるのか;北欧―先住民族の復権に国内法と国際法はどのように貢献するのか;カナダ―はたして先住民族の権利保障の「先進国」か;台湾―国連非加盟国において先住民族の権利擁護はいかに展開したのか ほか)
著者等紹介
小坂田裕子[オサカダユウコ]
中央大学大学院法務研究科教授。専門:国際人権法
深山直子[フカヤマナオコ]
東京都立大学人文社会学部准教授。専門:社会人類学・オセアニア地域研究
丸山淳子[マルヤマジュンコ]
津田塾大学学芸学部教授。専門:人類学・アフリカ地域研究
守谷賢輔[モリヤケンスケ]
福岡大学法学部准教授。専門:憲法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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