内容説明
憲法現象の動態性から、その成長と発展、そして変化の可能性を考察。人権と統治それぞれについて、憲法の理論と現象をその原理と解釈の面から検討。学問的進歩の道標となるリアルな憲法論。
目次
第1部 憲法の原理―人権編(具体的人間像を求めて;グローバル化の中の憲法 ほか)
第2部 憲法の原理―統治編(立憲主義の条件―非歴史的省察;憲法改正要件論の周辺 ほか)
第3部 憲法の解釈―人権編(基本権としての人権―「基本権訴訟」その後;人権制約法理としての「浦部三原則」 ほか)
第4部 憲法の解釈―統治編(「集団的自衛権」の風景―9条・前文・13条;砂川判決における「司法審査と民主制」 ほか)
著者等紹介
棟居快行[ムネスエトシユキ]
1955年山口県に生まれる。1978年東京大学法学部卒業。現在、専修大学法科大学院教授。大阪大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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