出版社内容情報
代理人行為説を前提に法的構成を考える。代理権濫用事例における「柔軟な解決」の試み。民法学史的・比較法的に代理権濫用論を考究。代理人行為説を前提にした、代理の法的構成を考える。無権代理人の責任追及は妥当か。代理権濫用事例における「柔軟な解決」の試み。民法学史的・比較法的に代理権濫用論を考究。
平山 也寸志[ヒラヤマ ヤスシ]
著・文・その他
内容説明
代理権濫用事例における「柔軟な解決」の試み。民法学史的・比較法的に代理権濫用論を考究。
目次
第1編 代理権濫用論の前提問題(代理の法的構成論―ドイツ法を中心に;任意代理権発生原因論―ボアソナード来朝前までを中心に)
第2編 代理権濫用論(基本的法的構成―我が国における学史的検討;代理権濫用論と代理の法的構成との関係の検討―ドイツ的解釈法学全盛期の学説の検討を中心に;ドイツにおける代理権濫用と相手方保護範囲の議論;わが国における相手方保護範囲の議論―心裡留保規定に依拠する説の検討を中心に;代理権の客観的濫用の問題―代理人に背任的意図がない場合;本人に「有責性」ある場合の考慮―代理権濫用と「過失相殺的処理」;成年後見人の代理権濫用;民法(債権関係)改正における「代理権濫用」の明文化の検討の覚書)
第3編 総括
著者等紹介
平山也寸志[ヒラヤマヤスシ]
下関市立大学経済学部教授。1996年3月獨協大学大学院法学研究科博士後期課程法律学専攻単位取得満期退学。立教大学(社会学部・経済学部)非常勤講師等を経て、現職。2009年4月~同年9月広島大学大学院社会科学研究科公立大学研修員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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