内容説明
J ロック、T.ジェファーソン、R.ノージック、J.ナーブソンなどの議論を取り上げながら、人格的自由・経済的自由を最大限に尊重する思想・リバタリアニズムLibertarianismを力強く擁護する。“何がリバタリアニズムの典型的な形態か”でなく、“何がリバタリアニズムの望ましい形態か”をめぐる論究の書。
目次
第1部 リバタリアニズムの理論的基礎(リバタリアニズムの人間像;コミュニタリアニズムの批判的検討;リバタリアンな正義の中立性;リバタリアンが福祉国家を批判する理由;「みんなのもの」は誰のもの? ほか)
第2部 自由の法理(アナルコ・キャピタリズムの挑戦;国家と宗教の分離;政府の活動はどこまで民間に委ねられるべきか;サンスティーンとセイラーのリバタリアン・パターナリズム;「大地の用益権は生きている人々に属する」―財産権と世代間正義についてのジェファーソンの見解 ほか)
著者等紹介
森村進[モリムラススム]
1955年東京に生まれる。1978年東京大学法学部卒業。現在、一橋大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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