内容説明
20世紀法律学の巨人が、自身の国際法理論を提示。国際法のみならず、国内法研究・学習にも必読の書。
目次
第1部 国際法の性質:国際違法行為と国際制裁(法の概念;国際法は言葉の真の意味で「法」であるか)
第2部 国際法の妥当範囲(法秩序の妥当範囲;国際法の領域的および時間的妥当範囲;国際法の人的妥当範囲:国際法主体;国際法の実質的妥当範囲)
第3部 国際法の本質的機能:国際法秩序による国内法秩序の妥当範囲の決定(国家の法的存在)(国際法による国内法秩序の領域的妥当範囲の決定(国家領域)
国際法による国内法秩序の人的妥当範囲の決定(国家の人民)
国際法による国内法秩序の実質的妥当範囲の決定(国家の権限)
国際法による国内法秩序の時間的妥当範囲の決定(国家の時間的存在))
第4部 国際法の定立と適用(国際法の定立(淵源)
国際法の適用)
第5部 国際法と国内法(国際法と国内法の相違;国際法と国内法の関係(一元論と多元論))
著者等紹介
ケルゼン,ハンス[ケルゼン,ハンス] [Kelsen,Hans]
1881年プラハ生まれ。1919年ウィーン大学教授。1930年ケルン大学教授。1940年アメリカ移住、カルフォルニア大学(バークレー校)教授。1973年没
長谷川正国[ハセガワマサクニ]
1946年千葉県佐倉市に生まれる。1981年早稲田大学法学研究科博士課程満期退学。現在、福岡大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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