内容説明
行政学研究の視点から、行政官僚制内部の構造的特質を明らかにし、また、印象論に終わらない網羅的なデータ・セットに基づき、実証的・客観的に説得力ある議論を展開。さらに、非日常的なエピソードではなく、日常の官僚制の姿を、府省横断的に分析。
目次
第1部 パブリック・コメント手続の理論研究(パブリック・コメント手続の制定史と現状;パブリック・コメント手続の行政学的アプローチ;パブリック・コメント手続に関する先行研究)
第2部 パブリック・コメント手続の実証分析(規制案作成段階における行政官僚制の行動;パブリック・コメント手続における行政官僚制の行動;規制影響分析とパブリック・コメント手続)
第3部 パブリック・コメント手続の改革(本書のまとめとパブリック・コメント手続の改革)
著者等紹介
原田久[ハラダヒサシ]
1966年福岡県生まれ。九州大学大学院法学研究科博士課程修了、博士(法学)。立教大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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