内容説明
民法典施行から半世紀にわたる韓国家族法の変遷と特質。家父長的な家族制度から劇的な変貌を遂げた家族法。婚姻適齢の男女統一や女性の再婚禁止期間の廃止など、近代的な家族法への変容に焦点をあて紹介・検討する。
目次
第1部 韓国家族法の制定(伝統的家族制度に立脚した家族法;基本理念としての宗法制度;日本法との関係)
第2部 改革の半世紀(事実婚の保護(婚姻における弱者保護)
20世紀の大改正
変革期の法意識)
第3部 新世紀の家族法(新世紀の動向;従来からの解釈問題)
著者等紹介
青木清[アオキキヨシ]
1954年名古屋市にて出生。1978年名古屋大学法学部卒業。1982年名古屋大学大学院法学研究科博士後期課程退学。1984年中部大学国際関係学部専任講師、のち助教授。1992年南山大学法学部助教授。現在、南山大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 無事、これ名馬 新潮文庫