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内容説明
民法533条に規定する同時履行の抗弁権の適用範囲の根拠を判例分析する。現在、私人間の法律関係において解決を迫られている重要な課題である、同時履行の抗弁権の多様化による具体的な検証と、不安の抗弁権を中心とした倒産場面における双務契約の処遇。その裁判例の飛躍的増加により、多面的な展開を示している同時履行の抗弁権の諸相を整理し、新たな理論的整序を試みている。
目次
第1章 序説
第2章 同時履行の抗弁権の成立要件(双務契約上の債務;対価的債務;弁済期の到来;相手方の履行または提供のないこと)
第3章 同時履行の抗弁権の効果(訴訟上の行使;訴訟上の効果;存在上の効果)
第4章 同時履行の抗弁権と留置権との関係(両制度の差異;第三者に対する関係)
著者等紹介
清水元[シミズゲン]
1949年東京生まれ。1979年早稲田大学大学院博士課程満期修了。東北学院大学法学部教授を経て、現在中央大学法科大学院教授、法学博士
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