内容説明
優れた法律実務家の養成が求められているが、本講座では従来の「法的知識」「法的なものの考え方」の修得に加えて「実務教育」にも目配りをし、法科大学院で学ぶ人たち、これからの法律家・隣接法律専門職種を目指す人たちに役立つ座談会、解説、読みものをとりあげていく。第1巻は総合的見地からの「法曹のあり方 法曹倫理」をとりあげる。法学教育新時代の扉をあける全6巻の新しい講座である。
目次
巻頭言 日本の民事訴訟の事件数
特集1 法曹養成をめぐる諸問題(座談会・法曹に求められるものは何か;紹介・司法修習制度のあらまし)
特集2 法曹の理想像と法曹倫理(座談会・変化する社会と法曹の理想像;法曹の理想像について;法曹倫理について)
特集3 これからの法律家を目指す人たちへのメッセージ
特集4 隣接法律専門職種のあり方と将来の課題
著者等紹介
林屋礼二[ハヤシヤレイジ]
東北大学名誉教授
小堀樹[コボリシゲル]
弁護士、元日本弁護士連合会会長
藤田耕三[フジタコウゾウ]
弁護士、元広島高等裁判所長官
増井清彦[マスイキヨヒコ]
元大阪高等検察庁検事長
小野寺規夫[オノデラノリオ]
弁護士・山梨学院大学法学部教授、元東京高等裁判所部総括判事
河野正憲[カワノマサノリ]
名古屋大学大学院法学研究科長
田中康郎[タナカヤスオ]
盛岡地方・家庭裁判所長、前司法研修所刑事裁判上席教官
奥田隆文[オクダタカフミ]
東京地方裁判所民事50部・部総括判事
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