内容説明
日本の行政の特質解明の比較として格好のドイツ行政を対象としてとりあげ、ドイツ行政社会学研究の第1人者、レナー・マインツの視座を用いて、ドイツ官僚制の構造と作動の把握を行う。
目次
第1部 マインツ行政社会学の構造(マインツ・人と業績;現代ドイツ行政学におけるマインツ学説;マインツ行政社会学の「黎明期」;マインツ行政社会学の「発展期」;マインツ行政社会学の「成熟期」;マインツ行政社会学の特質)
第2部 日独比較行政研究への接近(政官関係の日独比較研究・序説;行政改革の日独比較研究・序説)
著者等紹介
原田久[ハラダヒサシ]
熊本県立大学総合管理学部専任講師。1966年福岡県生まれ。1995年九州大学大学院法学研究科博士課程修了、博士(法学)。同年熊本県立大学総合管理学部助手。1996年同専任講師、現在に至る
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