内容説明
明治憲法下において国民主権を唱え、重要な憲法思想の提唱を行ったイギリス政治学者・植原悦二郎の著作の中から憲法思想に関わるものを収録。
目次
1 通俗立憲代議政体論(立憲政体;代議政体 ほか)
2 日本民権発達史(憲法の制定)
3 雑誌掲載論文選(憲法上の謬相―上杉・美濃部・市村博士の論争批評;山縣公と立憲政治 ほか)
4 犬養毅とロイド・ジョージ
5 デモクラシイと日本の改造(デモクラシイの哲理;政治上のデモクラシイ)
著者等紹介
高坂邦彦[コウサカクニヒコ]
1941年長野県生まれ。信州大学教育学部卒業後、県内各地の小・中・高校教員として勤務。東京大学法学研究室(法哲学)に長野県教委派遣の内地留学(昭和54年度)。穂高中学校長を最後に退職
長尾龍一[ナガオリュウイチ]
1938年中国東北部斉々哈爾市生れ。1961年東京大学法学部卒業。東京大学助教授を経て、1980年より東京大学教養学部教授、1998年より日本大学法学部教授(専攻・法哲学・政治思想史・憲法思想史)
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