内容説明
本書は、明治維新を経て近世から近代へと至る我が国の法制の沿革を編述したものである。欧米各国に日本の法制の発達を紹介し、同時に、我が国の法制史学の藁矢となすべく、清浦が司法大臣在任中に著した。
目次
第1編 国法(憲法;議院法 ほか)
第2編 行政法(行政機関(行政機関ノ組織;官吏)
各部行政(保安警察;民籍 ほか)
行政訴訟(行政訴訟訴願))
第3編 司法(裁判所構成法;刑法及ヒ刑事訴訟法 ほか)
著者等紹介
清浦奎吾[キヨウラケイゴ]
1850‐1942。明治9年司法省入省、同10年検事、治罪法取調局兼務となり、ボアソナードのもとで治罪法制定に尽力した。大正13年内閣総理大臣、昭和17年没92歳
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