内容説明
明治23年民法の立案にあたっては、いくつかのフランス民法体系書が翻訳されているが、本シリーズはその代表的なもので、フランス民法全体系の解説書である。現行民法との概念規定・用語法の類似性と同時に違いも明確であり、きわめて示唆に富む。司法省蔵版。松室以下司法省法学校グループが翻訳を担当している。全11冊の原著を全9冊に編成して刊行。稀覯本。
目次
第18巻 特権及ヒ書入質権
(書入質権;特権及ヒ書入質権ノ記入方法;記入ノ塗抹及ヒ減殺 ほか)
第19巻 強制所有権取上及ヒ債主間ノ順序(強制所有権取上;債主間ニ於ケル順序及ヒ代償ノ配慮)
第20巻 経時効(総則;占有;経時効ヲ妨害スヘキ原因 ほか)