内容説明
昭和34年新国税徴収法の立案作業は、我妻栄会長のもと、昭和31年1月から租税徴収制度調査会において開始された。旧法を根本的に見直すべく、租税実体法と手続法の両面からの検討作業が3年間にわたり調査会47回、幹事会25回が開催された。本資料集は、(1)~(6)巻において議事録を、(7)巻以降立案資料を翻刻・刊行するものである。わが国の租税債権と私債権の関連を研究するための一級資料である。
目次
第2部 立法資料―国会審議録(第三一回国会衆議院の審議(衆議院大蔵委員会税制並びに税の執行に関する小委員会議録第一号(昭和三四年二月四日)
衆議院大蔵委員会税制並びに税の執行に関する小委員会議録第二号(昭和三四年二月一八日) ほか)
第三一回国会参議院の審議(参議院大蔵委員会会議録第一二号(昭和三四年三月三日)
参議院大蔵委員会会議録第一九号(昭和三四年三月二〇日) ほか)
正文(国税徴収法(昭和三四年法律一四七号)
国税徴収法の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律(昭和三四年法律第一四八号)))
著者等紹介
加藤一郎[カトウイチロウ]
東京大学名誉教授・民法
三ケ月章[ミカズキアキラ]
東京大学名誉教授・民事訴訟法
青山善充[アオヤマヨシミツ]
東京大学名誉教授・成蹊大学法学部教授
碓井光明[ウスイミツアキ]
東京大学大学院法学政治学研究科教授
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