現代選書 ＥＵとは何か―国家ではない未来の形 （第２版）

中村 民雄【著】

信山社出版（2016/10発売）

• サイズ B6判／ページ数 148p／高さ 19cm
• 商品コード 9784797236262
• NDC分類 333.7
• Cコード C3332

出版社内容情報

ヨーロッパ諸国と人々の壮大なる生きた政治プロジェクトの概観をやさしく解説。EUの全体像を知るのに好適の入門書。★EUの断片的な知識を、本書を読んで1つに組み合わせよう！★ヨーロッパ諸国と人々の壮大なる生きた政治プロジェクトの概観をやさしく解説。EUの全体像を知るのに好適の、信頼の著者による入門書。一般人から学生まで必読。英国離脱(Brexit)や難民問題も追記された、益々充実の第2版。

中村 民雄［ナカムラ タミオ］
早稲田大学法学学術院教授

目次

第１章　ＥＵは何のためにあるのか（ＥＣの設立動機と歴史的背景；ＥＵの設立動機と歴史的背景）
第２章　ＥＵは何ができ、何をしてきたのか（統合の原点―経済共同体の形成；統合の新展開―ヨーロッパ政治社会の想像と創造）
第３章　ＥＵの仕組みと運営はどうなっているのか（ＥＵの機関；ＥＵの立法・行政；ＥＵの法と裁判）
第４章　ＥＵは世界とどう関わるのか（ＥＣ時代；ＥＵ時代；ＥＵの対外活動の制度）
第５章　ＥＵはどうなるのか

著者等紹介

中村民雄［ナカムラタミオ］
１９５９年生まれ。１９８３年３月東京大学法学部卒。１９８６年３月同大学大学院法学政治学研究科修士課程修了（法学修士）。１９８７年９月ロンドン大学法学修士課程修了（ＬＬＭ）。１９９１年３月東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了（法学博士）。１９９１年４月成蹊大学法学部助教授。１９９９年４月同大学法学部教授、９月より東京大学社会科学研究所助教授。２００６年４月東京大学社会科学研究所教授。２０１０年４月早稲田大学法学学術院教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[芳屋歌丸]

私がお世話になっている先生の著書。法学の先生の本だが、まるで先生の講義を聴いている時のような、読者に語りかける調子で書かれていて、なおかつ内容がとても濃い。追いつけなかった部分もあったので、何度も読み返したいと思った。EUについて学ぶにあたって、入口にするには最適の一冊。

2018/01/30