内容説明
本書は、筆者が大学で、憲法の講義をするに当たってその草稿を準備せんとして書かれたものの改訂版である。「憲法」概念、行政改革とも関連する「統治」と「行政権」の問題、そして地方分権関連の箇所などについては相当手を入れることになった。
目次
第1編 憲法基礎理論(なにをいかに学ぶか;憲法学を学ぶうえでの基本的概念(抄)
近代立憲主義とその現代国家的変容 ほか)
第2編 基本的人権論(個人権概説;個人権保障の限界―個人権と公共の福祉;法の下の平等 ほか)
第3編 統治組織論(選挙制度;天皇;国会 ほか)