内容説明
在外被爆者裁判で画期的“最高裁勝訴”を導き長年挑み続けた被爆者援護。
目次
第1章 被爆者法の基本問題―序にかえて
第2章 原爆「被爆者」の概念―放射能影響被爆者(三号被爆者)を中心に
第3章 「黒い雨」被爆者に対する被爆者健康手帳の交付
第4章 被爆者健康手帳裁判
第5章 在外被爆者に対する被爆者法の適用
第6章 在外被爆者に対する被爆者援護法の医療援護規定の適用
第7章 在外被爆者裁判
第8章 原爆症認定要件の要医療性―最高裁2020(令和2)年2月25日判決について
第9章 原爆症認定審査基準の改定
第10章 被爆二世裁判判決
第11章 法定受託事務である被爆者援護事務の実際と問題点
第12章 原爆被爆者対策基本問題懇談会(基本懇)―何が語られ、「報告」はどのように作られたか
第13章 基本懇「報告」―その後
第14章 地方自治体の被爆者援護―広島市および広島県に即して
第15章 被爆者援護立法をめざす広島市の活動―1989年ごろまで
付録
著者等紹介
田村和之[タムラカズユキ]
1942年群馬県生まれ。大阪市立大学法学部卒業、同大学院法学研究科修士課程修了。(高知県立)高知短期大学講師・助教授、広島大学総合科学部講師・助教授・教授、龍谷大学法科大学院教授。広島大学名誉教授。専門、行政法、社会福祉法。多くの保育所関係裁判・被爆者裁判に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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