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内容説明
公害等の事件において証明度を緩和するために導入された疫学的因果関係の概念について、自然科学における疫学の視座を取り込んだ上で検証を行い、米国における疫学の判例・学説を紹介し、裁判実務の重要な一面を構成する鑑定の諸問題にまで言及する。
目次
第1編 疫学(疫学的因果関係における危険要因の量的評価と複数の危険要因の取扱について;寄与割合の前提 ほか)
第2編 部分的因果関係とは(部分的因果関係をめぐるわが国の判決;部分的因果関係をめぐるわが国の学説)
第3編 米国における疫学の議論(判例俯瞰;学説 ほか)
第4編 鑑定をめぐる問題(米国判例;疫学的因果関係の証明 ほか)
著者等紹介
山口龍之[ヤマグチタツユキ]
1952年生。パリ大学哲学科学士論理学修士、中央大学法学修士、中央大学大学院博士課程中退後、2004年3月まで沖縄大学法経学部教授、2004年4月より山陰法科大学院教授
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