内容説明
人間社会と組織のダイナミックな変化に深い関心をもち、本書はその関心を企業というミクロ単位で分析したものである。しかし企業組織の変化を記述するにとどまらず、企業が能動的に環境を開拓できる組織戦略を模索したものである。企業組織が技術変化に適応していくあるいは能動的に技術環境を創造していくメカニズムと組織マネジメントを究明しようとした。
目次
先行研究のサーベイ
本書のフレームワーク
分析(ラップトップにおける東芝とNECの比較・分析;PDAにおけるシャープとカシオの比較・分析)
ラップトップとPDAのケース全体の総括的な分析:新しい製品アーキテクチャを創造する組織マネジメント
著者等紹介
魏晶玄[ウィジョンヒョン]
現職、韓国中央大学経営学科助教授、GBRC(Grobal Business Research Center)韓国企業&経営研究所所長。1987年ソウル大学経営学部を卒業して、2002年東京大学大学院経済学研究科で博士学位を修得した。1987年から1992年まで韓国社会科学研究所研究員、2001年から2003年まで東京大学経済学部でリサーチ・アソシエイトを経て現在に至っている。現在韓国ゲーム産業連合会諮問委員、韓国戦略経営学会理事も勤めている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。