刑事法学の現実と展開―斉藤誠二先生古稀記念

刑事法学の現実と展開―斉藤誠二先生古稀記念

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  • サイズ A5判/ページ数 796p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784797231120
  • NDC分類 326.04
  • Cコード C3332

内容説明

国内外の第一線で活躍する刑事法学者35名の論稿が揃い、さまざまな角度から今後の刑事法学の展開を探る。ドイツよりロクシン教授をはじめとする4名が国境を越え寄稿。

目次

第1部 刑事実体法(刑法適用法における保護主義;イギリス刑法における遡及処罰禁止の原則―判例の不利益変更の問題を中心に;有害図書規制と刑法上の問題点―埼玉県青少年健全育成条例違反事件を素材として ほか)
第2部 刑事訴訟法等(任意捜査と強制捜査の区別の基準;被勾留者の単独収容の原則について―ドイツにおける問題状況;陪審法の理念と大正陪審法の意義 ほか)
ドイツ(第三者の事後の有責な行為があった場合の相当性と客観的な帰属;刑法はなにを保護するのか―法益なのか、それとも、規範の妥当性なのか;刑事責任論の現況をめぐって ほか)