目次
第1 スウェーデン法における主張責任論
第2 スウェーデン証拠法序説―証明責任論のための準備作業を兼ねて
第3 スウェーデン法における証明責任論
第4 行政訴訟における主張・証明責任論
第5 刑事訴訟における証明責任
第6 主張・証明責任論の基本問題
第7 事実認定における専門性と素人性―刑事参審制度について
第8 民事証明論覚え書
第9 続・民事証明論覚え書―事実認定と審理・判決についてなど
翻訳(P・O・ボールディング「証明責任および証明度」;ハンヌ・ターパニ・クラーミ=マリア・ラヒカイネン=ヨハンナ・ソルヴェットラ「北欧における証明論・証明責任論の新しい動向―証拠に関する理由づけの合理性について・一つのモデル」;ハンヌ・ターパニ・クラーミ「フィンランド証拠法の発展と現況―スウェーデンと対比しつつ」)
著者等紹介
萩原金美[ハギワラカネヨシ]
1931年群馬県高崎市に生まれる。中央大学法学部卒業。神奈川大学法学部特任教授、九州大学法学博士、スウェーデン・ルンド大学名誉法学博士。1954年判事補、1964年判事、1969年退官。同年から1972年までスウェーデン等留学。1972年弁護士登録(第二東京弁護士会)。1976年神奈川大学法学部教授、2001年定年、引き続き特任教授として現在に至る。専攻は民事訴訟法、裁判法、スウェーデン法
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