内容説明
スポーツは、現代の世界で最も普遍的な人間活動の一つであり、スポーツ産業は今や多くの国で有数の大産業にまで成長した。しかしスポーツを総体として端的に対象とする科学は発達が遅れた。とくに法学では現行法に触れる法律問題として断片的に瞥見するだけであったが、実は、スポーツは法の問題を多面多様に抱えて学問的アプローチを待望している。
目次
前編 スポーツ法学の基礎理論(欧米スポーツ法学の展開;わが国スポーツ法学の課題;スポーツの法社会学と法人類学;スポーツ法学概説)
後編 スポーツ固有法の特質(スポーツ固有法の国家性と国際性;スポーツ法の紛争処理機能;スポーツ固有法の文化的意義;スポーツ固有法の性質と構造)
著者等紹介
千葉正士[チバマサジ]
1919年誕生。1948、東北大学大学院後期課程修了(法哲学)。1949‐83、東京都立大学勤務(法哲学)、現名誉教授。1981‐、国際法人類学会理事。1983‐93、東海大学勤務(法社会学)。1988‐91、日本法社会学会理事長。1992‐95、日本スポーツ法学会会長
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