感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みき
37
法哲学。カントとかの考え方が現代刑法に大きな影響を与えてるらしいことは朧気ながら知っていますが、おそらく初めて手を出した分野。この本の著者はリバタリアンという立場で物事を考えているそうで、確かにその弁舌は鋭い。マイケル・サンデルへの批判論調もムムっ確かに。と思える部分もあるが極論過ぎないか?と思うところも多々ある。実生活や法律の解釈学的な視点からみると恐らく採用できないだろうなと。 しかし法哲学はそれでいいのだ。著者曰く「法哲学は学問のための学問。それで結構。」なのだから。2022/08/13
inu
1
リバタリアニズム以外がメインの論文集。第一章に森村先生の最終講義録が収録されており、これがとても素敵なのでとりあえずここだけでも読んだらいいと思う。一橋大学レポジトリでも読めます。2021/06/20




