内容説明
アメリカにおける電子メディア(放送、ケーブル、通信)への法的対応。アメリカの連邦通信委員会(FCC)が1934年通信法に基づいて実施してきた電子メディア法政策において、言論・プレスの自由を保障し、アメリカの民主主義の根拠となっている合衆国憲法修正第1条に根拠づけられる理念がどのように実現されてきたのか。比較法・外国法研究の手法を駆使してアメリカ電子メディア法の理念を考究する。
目次
第1章 アメリカの放送産業構造規制の沿革
第2章 新聞・放送相互所有規制と修正第1条
第3章 複数放送局所有規制の具体的展開と電子メディア法の理念
第4章 ケーブル規制と修正第1条
第5章 Turner判決法理の具体的展開
第6章 修正第1条における通信事業者の位置づけ
第7章 ネットワーク中立性原則と修正第1条
著者等紹介
佐々木秀智[ササキヒデトモ]
1970年岩手県生まれ。1993年中央大学法学部卒業。1998年一橋大学大学院法学研究科博士後期課程修了(博士(法学))。一橋大学法学部助手。1999年明治大学法学部助手。2001年明治大学法学部専任講師。2005年明治大学法学部助教授。2011年明治大学法学部教授(現在にいたる)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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