内容説明
「ゲノッセンシャフト」と「ヘルシャフト」の対立発展過程を刻明に追求。ローマ法的団体概念(法人擬制説)に対抗してゲルマン法的団体概念(法人実在説)を主張し、それぞれが基礎とする団体像の具体的な特徴と差異を明らかにしてドイツ団体法を論証する。法人論の最重要文献!
著者等紹介
ギールケ,オットー・フォン[ギールケ,オットーフォン] [Gierke,Otto Friedrich von]
1841年1月11日シュテッティンに生まれ、1921年10月10日ベルリンで逝去したドイツの法学者。1867年ベルリン大学にて教授資格を取得し、1871年同大学員外教授、同年ブレスラウ大学正教授、1884年ハイデルベルク大学正教授を経て、1887年ベルリン大学正教授となる。ドイツ法制史、手形法、商法、民法、国家法など幅広い分野でゲルマン法思想の展開と確立に尽力
庄子良男[ショウジヨシオ]
昭和18年2月21日新潟市に生まれる。仙台市の小・中校を経て、宮城県仙台第一高等学校、卒業。昭和40年3月東北大学法学部、卒業。東北学院大学教授、千葉大学教授を経て、平成7年4月筑波大学大学院企業法学専攻教授(平成18年3月、定年退官)、平成18年4月早稲田大学大学院会計研究科教授(平成19年3月退職)、平成19年4月駿河台大学大学院法曹実務専攻教授。平成11年1月大隅健一郎賞、平成12年11月博士(法学)早稲田大学。現在、筑波大学名誉教授、駿河台大学院法曹実務専攻教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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