内容説明
近年、世界的に異常気象に伴う自然災害が各地で発生している。その大きな要因のひとつに、地球温暖化に伴う気候変動が指摘され、その自然災害の中でも水災害は甚大な被害をもたらす大きな脅威となっている。本書では、この気候変動がどのように大気・海洋気象に影響して水災害をもたらすか、そのメカニズムを探ると共に、防災についても過去の実例から検証した。防災科学研究所の十年にも及ぶ気候変動と水災害研究の成果をまとめた初の成書。
目次
第1章 気候変化が日本の水災害発生に及ぼす影響
第2章 過去の気候変動とその影響
第3章 将来の気候を見通す方法
第4章 温暖化したときの地球の姿
第5章 気候変動と水災害
第6章 水災害に対する防災の歴史と今後の展望
著者等紹介
米谷恒春[ヨネタニツネハル]
琉球大学理学部教授。前防災科学技術研究所プロジェクトディレクター
葛葉泰久[クズハヤスヒサ]
防災科学技術研究所プロジェクトサブディレクター
岸井徳雄[キシイトクオ]
防災科学技術研究所総括主任研究員
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