内容説明
ドイツ現行憲法の連邦制度改革に伴う通算５２回目の改正：部分的変更条文１９ヵ条、削除条文２ヶ条、新規追加条文４ヵ条。近代以降のドイツから現在までのドイツの憲法典を通観する基礎的史料新装最新版。
目次
ドイツ憲法略史
１ フランクフルト憲法（１８４９年３月２８日）
２ プロイセン憲法（１８５０年１月３１日）
３ ビスマルク憲法（１８７１年４月１６日）
４ ヴァイマル憲法（１９１９年８月１１日）
５ ナチスの憲法（１９３３年～１９３４年）
６ ドイツ民主共和国憲法（１９６８年４月６日）
７ ドイツ連邦共和国基本法（１９４９年５月２３日）
おわりに―ドイツ憲法と日本
著者等紹介
高田敏［タカダビン］
近畿大学法科大学院教授、大阪大学名誉教授
初宿正典［シヤケマサノリ］
京都大学大学院法学研究科教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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1848年のフランクフルト憲法から第二次大戦後のドイツ連邦共和国基本法まで、7つのドイツ憲法の邦訳を収録したもの。最後のドイツ連邦共和国基本法に関してはかなり細部にまで規定が及んでおり、流し読みをする形にはなったが、過去の憲法あるいは日本国憲法との比較という意味において興味深く読むことができた。ドイツ史に関心のある人間として、憲法を押さえておこうということで手に取ったが、ヴァイマール憲法の48条に差しかかったところではやはり妙な高揚感があった。2021/07/14
