内容説明
独占禁止法を中心に、憲法をはじめ、法哲学、民法などそれぞれの立場から分析を加え、競争法の現代社会における動態を浮かび上がらせる充実の書。競争法の分野で年来活躍し、かつ研究を重ねてきた厚谷襄児先生に献呈する古稀記念論集。共に学究を進め、また影響を受けた論者による総論・各論合わせ47本の力作を収録した。実務家・研究者共に必読必備の論稿集である。
目次
各論2(情報通信の接続規制―事業法から競争法基準への転換;公益事業における紛争処理;ヨーロッパ電気通信事業における価格濫用規制についての一考察―ドイツテレコムのケースを手がかりにして;米国特許制度と競争政策―FTC・IC報告書(二〇〇三年一〇月)を巡って
知的財産権法と独占禁止法の関係)
各論3(公取委の審判事件記録開示;独禁法違反行為に係る民事的救済制度の再検討―差止請求制度に即して;公正取引委員会は法施行機関となりうるか―ファースト教授の批判を手がかりとして;公正取引委員会の違反事件の処理に関する情報開示の法的問題;住民訴訟における文書提出命令 ほか)
著者等紹介
稗貫俊文[ヒエヌキトシフミ]
北海道大学大学院法学研究科教授
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