内容説明
民事法上の位置づけを整序・体系化。危険責任原理を軸として、具体的事例を基に検討。
目次
第1部 はじめに(原子力損害賠償の目的;原子力損害賠償責任の責任原因・位置づけ ほか)
第2部 原子力損害賠償請求権の成立要件(権利侵害;原因行為(原子力事業者が原子炉の運転等により放射線作用等を発生させる行為) ほか)
第3部 原子力損害賠償責任の減免事由(過失相殺・素因減額;損益相殺・損益相殺的調整 ほか)
第4部 原子力損害賠償請求権の実現手続(原子力損害賠償請求権の実現手続の意義;原子力事業者に対する直接請求 ほか)
第5部 おわりに(これまでの原子力損害賠償(時系列)
原子力損害賠償の将来と課題)
著者等紹介
豊永晋輔[トヨナガシンスケ]
福岡県生まれ。2004年東京大学法学部卒業。2006年東京大学法科大学院修了。現在、弁護士。桐蔭横浜大学法科大学院客員教授(2013年~)。原子力損害賠償・廃炉等支援機構(2011年~2013年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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