内容説明
本書は、平成法政研究(二~九号、一四~一五号)に掲載した「累犯加重規定解釈の一試論(一)~(一〇・完)」を一書にまとめたものである。その基本的部分は、一〇年ほど前に執筆した博士論文であるが、平成法政研究掲載中に考えを改める部分もあり、引用文献を新たに付け加えて、適宜加筆・修正を施した。
目次
第1章 問題の所在(考察の対象と視点;責任主義の意義 ほか)
第2章 累犯加重の根拠と責任主義(累犯加重の沿革と立法;累犯加重の根拠 ほか)
第3章 ドイツの累犯加重―旧四八条をめぐる議論(累犯加重規定の沿革;累犯加重と責任主義の関係 ほか)
第4章 累犯加重規定解釈の一試論(総説;責任主義と比例原則 ほか)
著者等紹介
中島広樹[ナカジマヒロキ]
1958年滝川市に生まれる。1995年北海道大学大学院法学研究科(修士・博士)課程修了。大宮法科大学院大学教授・法学博士
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