内容説明
第一版出版後、民事訴訟法の改正があり、最近では司法改革ということで、司法のあらゆる面で議論がなされ、多数の新立法が予定されています。裁判官の意識、裁判所の雰囲気も大きく変化しましたし、著者自身の実務や考え方もその影響を受け、少なからぬ進歩、発展があったように感じました。そこで、和解技術論第一版を改訂し、現在の実務や司法の状況にすこしでもあった改訂版を出すことになりました。
目次
和解技術論とは
紛争の解決手段としての和解
和解運営の方法
説得技術
和解案の形成方法
当事者の合意の取り方
和解案の類型
規範による和解手続のコントロールのやり方
難件への対処の仕方
和解運営の理念的モデル(交渉中心型と心証中心型)
和解技術論と和解手続論
和解を苦手だと思っている人へのアドバイス
著者等紹介
草野芳郎[クサノヨシロウ]
1946年福岡県生まれ。1969年九州大学法学部卒業。1971年判事補任官、1981年判事任官。松江、横浜、福岡、宮崎、東京、小倉、さいたま等の各地裁で勤務。2002年鹿児島地家裁所長。2003年広島高裁判事(部総括)
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