内容説明
神戸大学法政策研究会の研究成果をまとめたシリーズ第五集。第五集では、平成13年に研究会が主催したシンポジウム「司法制度改革を考える」の内容を〈特集〉とし、司法制度改革を促したキー・パーソンの一人である中坊公平弁護士の基調講演などをおさめている。
目次
特集 司法制度改革を考える(司法改革がめざすもの―司法制度改革審議会の委員として;二一世紀の弁護士のあり方とその養成;裁判官の人事評価に対する現職裁判官の意見―現状認識・評価項目・不服手続を中心に)
会員の論文(金庫株制度の解禁と持合株式;アメリカ連邦法における内部告発者保護・促進法制;地方自治体における非常勤職員の法的地位の明確化―効率的な行政を目指すため非常勤職員の活用策を探る;水道工事負担金に関する法律問題;地球温暖化対策推進大綱の実効性を求めて―経済的手法の理論面・政策面からの検討;森林及び河川の流域一体管理のための新たな総合的条例(『えひめの森と川を保全する条例』(仮称))制定についての提言と課題)
著者等紹介
阿部泰隆[アベヤスタカ]
神戸大学大学院法学研究科教授(行政法)
根岸哲[ネギシアキラ]
神戸大学大学院法学研究科教授(経済法)
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