内容説明
本書は、日本の朝鮮統治に当たりもっとも力を注いだ政策の一つである言論統治分野を体系的かつ総合的に分析してまとめたものである。特に、本書で扱われている資料はいままで公開されなかった文献を初めて発掘したものが多い。
目次
第1章 序論
第2章 近代言論の前史
第3章 近代新聞の成立期と日本の言論人
第4章 韓国の保護国化前後の言論政策
第5章 日韓併合時代における言論統制
第6章 三・一独立運動をめぐる言論報道及び言論統制政策
第7章 大陸軍需基地化と強制的な言論統制
第8章 太平洋戦争と言論統制の強化
第9章 結論
著者等紹介
李錬[イヨン]
1952年韓国に生まれる。1991年上智大学大学院文学研究科博士課程新聞学専攻修了(新聞学博士)。現在、鮮文大学校新聞放送学科教授
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